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kWとkWhとは?

kWとkWhの違いとは?

kWとkWhのちがいとは
太陽光発電にかかわる重要な単位としてkWとkWhがある。それぞれ「キロワット」と「キロワットアワー」(または「キロワット時」)と読む。どちらも電気の量を表す単位である。「h」が付くかつかないかの違いであるのだが、この違いは大変大きい。そこには根本的な違いがある。

k(キロ)はもちろん1000を意味する記号でkWはすなわち1000Wのことである。

つまりここではWとWhの違いを問題にしているのだが、

住宅用太陽光発電ではkW単位で話すことが多いので、このままkWで話をすすめたい。
さて、kWとkWhの違いはなんであろうか。

電気理論的に言ってしまえばkWはそのシステムのある瞬間の出力値、kWhは時間当たりの出力を表すと一言で終わってしまうのだが、これだけでは一般の人にはわかりにくい。

絵をかくともう少しわかりやすくなる

例えて言えば、kWはある森を代表する1本の木であり、kWhは森全体である。

受験生でいえばkWはある模試での成績であり、kWhは合格できる本当の学力である

マラソンで言えばkWはある走者が自分の目の前を通り過ぎる時のスピードであり、kWhはゴールしたタイムみたいなところか。そこには関連性があるようでない。ないようで、実はある。

通常のエネルギー発生装置の場合はこの出力kWはある程度コントロールしやすい。

なので最終的に得られるkWhも読みやすい。

しかし、太陽電池の厄介なのはこの出力kWが天候に非常に左右される。また温度にも左右される。一日のうちでも、いや一日どころか一瞬たりとも出力が一定であることはない。そんな太陽電池の性能を一体どうやって測定するか。そこである一定の条件を与えたときどれくらい発電するかを一つの評価とすることに決めた。

その条件は「25℃、エアマス1.5、照度1」という条件である。

もちろんこれはある程度の判定には役立つ。

しかし、これが太陽電池のすべての能力を表しているわけではけっしてない。

kWはあくまで瞬間値であり、太陽電池の本来の仕事はkWhなのだ。
にもかかわらず、太陽電池の業界ではなぜかkWだけで物事が語られてしまう。

太陽電池の価格しかり。補助金の価格しかり。

これではまるで仕事ができるできない関係なく、学歴だけで給料が決まってしまうのと同じである。

これでは太陽電池の本当の意味での評価とは言えないのではないか。

そろそろ太陽電池の本当の意味での能力「kWh」を議論するべき時代になってきたのではないかと思う。

kWとkWhの違いを知ることが重要なわけ

最近、たまに耳にする話がある。

それはあるメーカーのモジュールが「思ったほど発電量がない」といったうわさだ。

「単結晶で発電がいいはずなのに思ったほどの発電量がない」という類の話だ。

もちろん正確な話ではないので地理的な要因や気候的な要因なども考えられるのだが、一つ考えられるのが「公称最大発電量」のJIS表示の問題だ。

JISでは公称最大発電量の表示範囲をプラスマイナス10%と認めている。つまり実際の発電量91W~110Wのモジュールを「公称最大発電量100Wのモジュール」として販売していいことになっている。

日本では過去にサンヨーが起こした発電量の詐称事件などがあり、(岐阜のソーラーアークはその事件を忘れないためのモニュメントと言われていました)以来、実際の発電量は「公称最大発電量」より高いものが出荷されている傾向がある。

ところがそういった経験のない海外メーカーが「公称最大発電量」を下回る発電のモジュールを出荷していてもJIS規格以内であればなんらルール違反でもないし、発電が劣ると責任を追及することもできない。

結局損をするのはこういう知識のない一般の消費者なのだ。

値切って安く買った高出力(kW)システムが「kWh」で測ったら実際にはそれほど発電しなかったということは十分ありうる話なのだ。これではまさに「安物買いの銭失い」ということになってしまう。

このような悲劇を出さないためには「kWからkWhへ」の議論をもっと俎上に挙げる必要がある。

「kW h」を重視する消費者が増えればJIS規格の盲点をつく「悪質メーカー」は排除されるはずだからだ。

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